(via: dailytelegraph)
昨日、シドニーでは
Lockout Law に対する話し合いが、政府とそれに反対する
コミュニティー(KEEP SYDNEY OPEN)との間で話し合われ、その後の動向が気になる所ではありますが。
現在、NSW政府はこの
Lockout Law に対する意見書をネットと手紙にて今月4日まで受付をしています。
シドニーのクラブ・パブ等の法律、ロックアウト・ローとは? |
シドニーのナイトライフを皆で取り戻そうという運動! |
現在出ている主な改善案は以下の様になります。
・シティー内の CCTV(セキュリティカメラ)の増設
・夜、人が多く行き交うエリアにはもっと明るくする
・お店と警察の連携を強化する
・ホームレス等への対応
・アルコールのガイドラインの広告をTVや外の看板等に出す
・アルコール、ドラッグの教育の強化
・酔ったお客への酔いを覚ます対処をする
・公衆トイレを増設
・若い男性向けの暴力、破壊行為をしない様にする教育の強化
・スマートカードでのギャンブルの上限を一日 $200 にする(現在 $5000)
・24時間の電車運行(メルボルンでは現在良く機能している)
また、この問題は先日
CNN でも報道され
そこでは、
「以前はオックスフォードストリートでは ”Pink Strip”、キングスクロスでは色んなお店が建ち並び、クラブや道には音楽が溢れていた。しかし、いまは遅くにピザ屋を見つけるのも難しくダンスフロアも1人っきり。環境客は皆オーストラリアのビッグシティーの夜に出かけなくなった。」
という様な感じで、シドニーで今なにが起きていて、どうなっているのか意外と詳しく報道していました。
皆さんはどう思いますか?
個人的には、確かに治安の問題も大きな問題ですが、町に若者の活気が無くなっていってしまうのも大きな問題だと思います。また、実際にこの法律によって多くのお店が閉店していきました。
ナイトクラブ産業の悪化!2016年オーストラリアはそれを防げるのか? |
が、ここにきて、「Darlinghurst, Newtown, Surry Hills, Redfern, Waterloo, Alexandria, Erskineville, Rosebury」のエリアで
Alcohol Free Zone(アルコールが飲めないエリア)の廃止をするかもしれないという話も出ている様です。
理由としては、これらの地域はバブやレストランが沢山有るためとのこと。
ちなみに
Alcohol Free と聞くと、お酒飲み放題!?なんて感じもしますがその逆で飲めないという意味になります。
シドニーでは今、メインストリートの George Street(ジョージ・ストリート)にライトレール(路面電車)を走らせる為の工事や、Darling Harbour(ダーリング・ハーバー)にエンターテイメント施設を作ったりと色々な工事も行なわれています。
これから、シドニーは色々と変わっていきそうです!
Lockout Law 等の法律も含め、シドニーやオーストラリアがより良い方向に向かって行く事を願っています。