シドニーの歓楽街、キングスクロスでは「
ロックアウトロー(Lockout Laws)」によって数多くのクラブやパブ等のお店が閉店していく中。
シドニーのクラブ・パブ等の法律、ロックアウト・ローとは? |
メインクラブの1つである World Bar では、常にそれに苦しめられながらも、彼らは今もなを、力強く新生のアーティスト達を毎週サポートしキングスクロスでのダンスが止まる事が無い様頑張っています。
そして先日、その World Bar がこの法律によってどのくらいの予算を使っているのかというのを公開しました。
World Bar は 2014年から始まったこの法律によって
25%の売り上げがダウンしているとしており、この法律を守る為に掛かっている年の予算は、合計で約
225,000ドル(約1800万[※2016年5月現在])という発表をしました。
内訳はこちら
(via: inthemix.junkee.com)
上から
・ID スキャナー(本体)×3つ = 10,500ドル
・ID スキャナー(ソフト・メンテナンス費等)= 月850ドル(計10,200ドル)
・ID スキャナー(ランニングコスト)= 1時間40ドル × 2つ(計131,040ドル)
・RSA 管理者 = 1時間30ドル × 2人(計24,960ドル)
・CCTV アップグレード = 15,000ドル
・ライセンス料 = 5,500ドル
・法律によって増えた公共の場の責任によるリスク = 22,000ドル
・アルコールセールスのレポート提出 = 3,000ドル
・リスクの高い場所でのマネージメントの許可費用 = 2,700ドル
・新しい法律が出来てから、追加で毎年掛かっている費用の合計 = 224,900ドル
毎年これだけのコストが
ロックアウ・トローの法律を守る為に掛かっていると考えるとかなり大変ですよね。
因に、法律が出来る2年前は毎週金曜日は6組のバンドが演奏をしていたが今は2組に減っているとこのと。
それにより、アーティストのサポートがかなり難しく。この様な問題は、シドニーの色んな所で聞かれる問題となっています。
(via: https://www.facebook.com/theworldbar/)
また、World Bar のマーケットマネージャーのクリントは「
シドニーの音楽のコミュニティーは多くの活動のばを失った。2つのカジノと橋、オペラハウスは活気に満ちたシドニーの町を作っては居ない。」という事を話しています。
現在、政府とロック・アウトローに反対するコミュニティー「
Keep Sydney Open」との話し合いが行なわれていますが、その進捗等はまだ明らかになっていません。
シドニーのナイトライフを皆で取り戻そうという運動! |
しかし、オーストラリアの友達の話では悪い方向には向かってはいないという事も聞くので、良い方向に向かっている事を願います。