オーストラリア人ってどんな、皆さんはどんなイメージが有りますか?
やはり、ぱっと思い浮かぶのは「白人」というイメージではないでしょうか?
もともと、オーストラリアはイギリスの植民地で昔(1901年の移住制限法制定から1973年移民法まで)は白豪主義という事で、白人最優先主義という事で非白人への排除政策を行っていたという歴史が有ります。
その為、オーストラリアの国旗には昔からイギリスの国旗があしらわれています。
しかしその後、1966年に欧米系以外からの移民を認めた後、1973年にはカナダに続き「多文化主義」を採用しそれまで行っていた白豪主義を放棄したことで、世界中から多くの人がオーストラリアに移民として移住することが出来るようになりました。
そして、多くの移民を受け入れることにより国は大きくなり発展し、多国籍国家として大きな成功を納めています。
なので、2016年に「BUZZFEED」の調べで「What Australia Actually Looks Like」(実際のオーストラリア人の見た目は?)という事で動画によって紹介されています。今日は、そんな BUZZFEED の動画とともに、オーストラリアの多国籍っぷりを見ていきたいと思います。そこでは、、、
親が海外で生まれている:46%
自身が海外で生まれている:4人に1人
となっています。
これは、決して大げさな数字ではなく、実際に僕の友達のオーストラリア人も殆どが親はオーストラリアで生まれておらず、移民の人が多いです。今70~80歳ぐらいのお爺ちゃんやお婆ちゃんの時代からオーストラリアに住んでいるという人は特に都心では数少が少なく見られます。
その為、オーストラリア人には色々なバックボーンを持った人達がいます。
オーストラリア人のバックボーンは多国籍
イギリス系オーストラリア人
やはり、イギリスの植民地だったので。
中国系オーストラリア人
中国人多いですよね。特にシドニーは大きなチャイナタウンもあり、中国系の人が街に溢れています。
ドイツ系オーストラリア人
欧米人の中でも日本人と性格が似ているとも言われるドイツ
南アフリカ系オーストラリア人
南アフリカも、イギリスの植民地だった時代があるので、彼女のバックボーンをさらに遡ると欧米系の血も入っているかもしれませんね。
フィリピン系オーストラリア人
オーストラリアにも近いアジアの国フィリピン、フィリピンからも多くの人がオーストラリアに移住しています。
移民の国だからこそ、ミックス(ハーフ・クオーター)も沢山
オーストラリアの先住民、アフリカ人、アラブ人のミックス
ニュージーランドの先住民、オーストラリアの先住民、スペイン人、アイルランド人のミックス
マレーシア人、イギリス人のミックス
ニュージーランド人、ジンバブエ人のミックス
シリア人、レバノン人のミックス
多国籍だからこそ
/BUZZFEED のこの動画を見ても分かる通り、1つにオーストラリア人といっても本当に色んな国のバックボーンを持った人が多いですよね!
特に、大都市は仕事も多く留学生も多い為、かなり多くのバックボーンを持った人、国の人がいます。
しかし移民を受け入れすぎてしまった事で、問題も起こっており、年々色々な国から移住してくる人にオーストラリア人の仕事を取れてしまい、失業率が高くなってしまっているという現状もあります。
そのため、ここ2,3年で永住権や市民権を得るための法改正が沢山あり、年々厳しくなっています。
あまりにも、急で厳しすぎる為、一部ではまた緩和されるのでは?という声も聞かれますが、現状を考えるとかなり難しいでしょう。緩和される可能性は全くゼロというわけではないですが、すぐには難しいと思われます。
しかし、オーストラリアに留学に来る事はとってもお勧めです!
このように色んなバックボーンを持ったオーストラリア人がいるので、英語だけでなく色々な文化に触れられる機会がとっても多いです。正直人種差別は全くないわけでは無いですが、人種のオーストラリア人もみんなウェルカムな感じで、とってもフレンドリーな人が多いです。
というわけで、是非オーストラリアに!その際は、Vibes of Australia に気軽に連絡してみてくださいね!