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日本とオーストラリアのハラスメントに対する職場環境の違い

2019.12.22 コウスケ
日本とオーストラリアのハラスメントに対する職場環境の違い

日本では、セクハラ(セクシャルハラスメント)やパワハラ(パワーハラスメント)が大きな問題となっており、近年ではモラハラ(モラルハラスメント)が問題になっていますよね。

ハラスメントに関しては、オーストラリアでもとても重要な問題の一つです。しかし、日本と大きく違うのは、WHS(Workplace Health and Safety)という、職場で働く人が安全に健康的に働ける様にと言う法律が定められており、学校でこの事について必ず教わります。

 

パワハラ・セクハラ・モラハラとは?

パワーハラスメント(パワハラ)
社会的な地位の強い人・高い人が、「自らの権力や立場を利用した嫌がらせ」の事。

セクシャルハラスメント(セクハラ)
性的嫌がらせの事で、性的な言動や行動によって不利益や精神的なダメージを受けたり、労働環境などが害される事。

モラルハラスメント(モラハラ)
言葉や態度等によって行われる精神的な暴力、嫌がらせで、肉体的な暴力と違い、見えづらいのが特徴です。

 

日本の現状

2019年には、フィギュアスケート元五輪代表の織田信成が、訴訟を起こし注目を集めました。厚生労働省の調べでは、2009年から2018年まで、解雇の件数は右肩下がりで減少しているものの、職場でのハラスメント相談は右肩上がりに急増しています。

しかし、セクハラには男女雇用機会均等法、パワハラには改正労働施策総合推進法(令和2年度施行)があるものの、2019年現在、法的にモラハラを規制するものは無いのが現状です。

ワークポートの調べでは、約80%の人が何らかのハラスメントを受けた経験があるとしており、モラルハラスメントに関しては、約2人に1人が経験があると言う調査結果を発表しています。また、他の色々な調査も調べたところ、大体の調査は上記の結果と同じ様な結果となっています。さらに、問題なのは、多くの人が自分は「ハラスメントをしたことはない」という認識をしており、「もしかしたら、ハラスメントをしたことがあるかもしれない」という認識をしている人はとても少ない点にあります。

 

オーストラリアの現状

オーストラリアでは、日本の様にパワハラ・セクハラ・モラハラなど細かくカテゴリーに分けて話されるよりも、Bullying(イジメ)、Harassment(ハラスメント)、Violence(暴力)とう感じで、それらを纏めて話される事が多いです。

オーストラリアの国の機関である、Safe Work Australia の調べ(2017)では、女性は3人に1人、男性は5人に1人がなんからかのハラスメントやイジメを職場で受けたことがあると言う調査を発表しています。

この数字は、日本と比べるとかなり低いですよね。理由の一つとしては、オーストラリアは文化的に日本よりも、仕事場のポジションに関係なく、自分の意見を言いやすい環境にあるというのもありますが、WHS などの法整備がちゃんと整っているといのも、あると思います。

WHS とは、Workplace health and safety の略で、「ビジネスオーナーは、仕事場を健康的に安全に運用する責任があり、OSH(Occupational Health and Safety)= 労働安全衛生 を守り、労働者にそれを保証する。」という様な内容の法律です。これにより、労働者は、職場で身体的にも精神的にも守られる事になります。

学校では、もし職場で WHS に関する問題が時のコミュミュケーションと取り方や相談の仕方、どの様なケースが問題となるのかなど、怪我などの身体的なリスクを伴う例から、イジメやハラスメントなど精神的なダメージを受ける例などを挙げて、話し合い、勉強します。

さらに詳しく知りたい方は、英語サイトですが、以下のサイトを参考にしてみてください。

 

WHS (Workplace health and safety) | Australian Goverment
https://www.australia.gov.au/information-and-services/jobs-and-workplace/whs-workplace-health-and-safety

Safe Work Australia
https://www.safeworkaustralia.gov.au/

 

日本とオーストラリアの違い

冒頭にも述べた様に、文化の違いというのはとても大きいですが、やはり一番はっりきと違いが分かるのは、法整備が整っているのかそうで無いのかではないでしょうか。

オーストラリアでは、会社は必ず WHS の法律に沿って、雇用している人をサポートする様な仕事や環境を整えなければなりません。残念ながら、現実 WHS を無視している様な職場もあるという話も聞きますが、それでも、日本と比べればオーストラリアの労働者は法律によって守られています。

個人的には、パワハラ・セクハラ・モラハラというのは、パラハラがモラハラになる事もあるし、セクハラがパワハラになる事もあるという様に、どれも関連している部分がある様に思います。なので、オーストラリアの様に、纏めてハラスメントとして法律があるのはとても素晴らしい事なのではと思いました。