2017年からシドニー・メルボルンで新しく始まった、レンタルバイク(自転車)サービス。
自分の好きな時に、近くにある自転車を使って、目的地まで行くことの出来るこのサービス。しかもこのサービス、今までの一般的なレンタルバイクサービスと大きく違うところは、スマホのアプリを使って、好きなところで自転車を乗り降りすることが出来るんです!
そんな新サービスを以下の2社が2017年このサービスを始めました。
oBike

ウェブサイト:https://www.o.bike/au/
地域:メルボルン・シドニー
料金:1.99ドル / 30分
登録費:49ドル
自転車の色は黄色が特徴で、シンガポール発祥の会社で世界中13ヶ国にサービスを展開しています。
Reddy Go

ウェブサイト:https://www.reddygo.com.au/
料金:1.99ドル / 30分
地域:シドニー
自転車の色は赤色が特徴です。
使い方

↓
2. 使用可能な自転車を選択し予約
↓
3. QRコードでロックを解除
↓
4. 乗って目的地まで!
↓
5. 自転車を駐輪しロックをかける(待ちの駐輪可能な場所)
どちらの会社も細かい部分では、若干のルールの違いはあるものの使用方法は基本的には一緒です。
シドニー自転車の交通ルール

・必ず指定のヘルメット(規格AS/NZS2063)を着用する
・写真付きのIDを必ず携帯する
・夜間はライトと反射板をつける
・歩道は走れません(※12歳以下の子供とそれを指導する大人の場合は例外で走行可能です)
・バスレーンを走ることもできますが、バスオンリーと書いてあるレーンは走れません
・1.5 メートル以内であれば並走は可能です
・道路を右折する場合は、すべての乗り物が走行した後になります
自転車の交通ルールは日本でいう原付・モーターバイクと同じようなイメージですね。
道交法違反の罰則金
危険乗車:425ドル
児童・歩行者横断歩道の走行:425ドル
ヘルメット非着用:319ドル
走行車両をつかんで走る:319ドル
その他、ベル・ライトなど警告装置の非着用:106ドル
と、かなり厳しくなっているので注意しましょう。
問題点
やはり問題となっているのはマナー。
オーストラリアは、駐輪が出来る場所が決まっています。写真のような丸いリングが電柱などにくっついていたり、立てかけて駐輪できる柵のようなものが設置されており、そこに自転車を止めることができます。

しかし、自分の自転車じゃないから捕まりにくいという事もあり、自転車を不当に放置するケースが多く見られているようです。
@MKTG1103 This Obike concept seems like a great idea...but, like this bike I saw today, people seem to be destroying the company's image! pic.twitter.com/GjusFmHHlo
— Nicholas Foster (@Nedfoster148) 5 September 2017
oBike in Australia... the weekend + drunk people will not be pretty pic.twitter.com/eIayUZhfwm
— Mr Truffle (@100ftzombie) 17 August 2017
どうしてこうなった...?
っていう感じですが、このようないたずらも含めて不当に自転車を放置されることが多く見られているため、問題となっています。
まだ、サービスは始まったばかりなので、これから色々と問題を解決するための対策がおこなわれていくと思われます。
まとめ

オーストラリアの自転車のルールはかなり厳しいですが、とはいえちょっとそこまで出かけるにはとっても便利です!
オーストラリア交通機関はかなりルーズなので、それを考えるととっても便利です。
ちょっとそこまで、買い物に、友達とお茶しに。なんて時には是非使ってみると良いかもしれません!