オーストラリアはサーフィン、ヨット、カヤッキングなど水のスポーツが盛んなイメージがありますが、国土に500以上!!!の国立公園があることから、トレイルランニングも非常に盛んです。
オーストラリアで一番大きい都市Sydneyからでさえも、一時間も電車に揺られれば雄大な自然がどんと待ち構えています。
そんな週末トリップで自然に回帰できるランニングを今日はご紹介します。
トレイルランニングとは
最近では日本でもトレイルランニングが流行っていますが、そもそもトレイルランニングとランニングは何が違うのでしょうか。
不整地を走るランニングスポーツとしては、以前からクロスカントリーがある。欧米では盛んだが日本ではあまり知られていない状態であった。その後マラソンブームや登山ブームの波にのって、両者の要素を併せ持つ「トレイルランニング」が知られるようになっている。 (wikipedia : トレイルランニング)
舗装されていない草原などを走るクロスカントリーと異なり、トレイルランニングとはつまりハイキングコースや登山道、さらには山道を走る競技になります。
醍醐味(だいごみ)
岩や木の根っ子、小川や湿地帯を駆け抜けるので、どこに足を置く位置により集中しなければならず、野生の感覚が研ぎ澄まされます。
また街中のランニングとはことなり、ハッと息を飲むような景色に出逢ったり、さわやかな空気を吸えることもトレイルランニングの魅力と言えるでしょう。
ランニングバックと用意しておきたい持ち物
1. トレイルランニングシューズ

ランニングシューズとはことなり、靴底(ソール)が厚く、グリップ力があり、横方向のサイドステップに2も強いことが特徴です。岩や根っこが点在する急勾配を走るので、捻挫や足裏のまめを避けるためにもトレイルシューズは必須アイテムです。
2. ウインドブレーカー、グローブ
(via: http://materialicious.com/2011/12/standard-issue-windbreaker-by-obey.html)
気温の変化も激しい山岳レースでは、ウインドブレーカーなどの防寒着は必須です。
寒さ対策だけでなく、知らず知らずのうちに木の枝や葉っぱで脚を切っているということもあったり、虫さされ予防のために、長袖や長タイツを着用するランナーもいます。
岩肌をのぼったり、草木をかきわけながら走ることもあるので、グローブもあるとなお良いでしょう。
3. ファーストエイドキット
(via: http://grandex-shop.shop-pro.jp/?pid=76446116)
- バンドエイドなど
- テービング用のテープ - 捻挫や骨折用
- ポイズンリムーバー - 蜂用
トレイルに怪我はつきもの。一度走り出すと、最後まで走る切るか、同じ道を引き返さないといけない場合がほとんどなので、もしものときに備えてファーストエイドは準備しておきましょう。
4. ヘッドライト、携帯電話、紙の地図、コンパス、ホイッスル、サバイバルシートなど
万が一遭難してしまった場合に緊急連絡できる携帯電話は必須。
しかし山の中ではGPSや電波がきかない場所も多いので紙の地図、コンパスなども持っておきましょう。
備えあれば憂いなし!
5. 水分、エナジージェル
山道を走るので、エネルギーの消費量が激しく、水分補給、エナジージェルなどの摂取が必須です。
走りながら水分補給を行いやすくするため、手を使わずに水分補給ができるハイドレーションシステムのついたランニングバックを背負いながら走ることが一般的です。
まとめ
(via: https://www.flickr.com/photos/gore-tex-products/5983677845)
街の中を走るランニングと比べると、準備しないといけないものも多いですが、その分走ったあとの爽快感もまた格別!
オーストラリアは「あぁ、国であり大陸であるゆえんがわかる」と感じさせる手付かずの自然がまだまだ多くあります。ランニングに興味がない方も、Bush work(ハイキングのこと)から始めるとその魅力にきっと取りつかれるはず。何よりその環境がすぐ近くにあるのがこの国のいいところ。
スマホを捨てよ、国立公園へ出よう!!!
あなたの感覚を研ぎ澄ますこと必見です。
See ya mate!!