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私のファーム体験談(イチゴピッキング編)

2015.11.13 チャーリー
私のファーム体験談(イチゴピッキング編)

ワーキングホリデーでオーストラリアに来ようと考えている方。

せっかくオーストラリアにワーキングホリデーで行くんだから、、、

 

「ファームジョブ」をしてみたい!

「セカンドワーキングホリデービザ」をゲットしたい!

 

でも、ファームってあまりいい話を聞かない・・・

 

オーストラリアのいちごファーム

 

そんな方は少なくないのではないでしょうか?

実際ファームジョブは、仕事探しも、仕事自体も楽ではありません。

けれど、日本では見られらない農業大国オーストラリアの真髄を感じることも出来ますし、何より仕事を終えたあとの達成感がまた格別!

ファーム生活の実際をもっと知りたい聞きたい!というあなた。

ファームに行ってみたい!そう思うようになってくれるはず!

そんな思いで、今回は私のファーム体験談をお話します。

 

仕事はどうやって見つけた?

ファームの仕事の見つけ方

 

私の場合、とにかくすぐに始めることを目的にしていたので、総合情報サイトの求人欄で見つけました。

求人欄にはコントラクターと呼ばれる、ファームと労働者との仲介人がいる場合も多く、私の場合はこの人に

 

・仕事の詳細

・アコモデーション(住む場所のこと、主にシェアハウス)

・給料

・仕事開始日

 

などを聞きました。

コントラクターから仕事を紹介してもらう場合、彼らがシェアハウスを運営していることが多く、私も来る日時と場所を指定されていたので、そこから滞在が始まりました。

ほかには主に下記の滞在方法があります。

 

バックパッカーアコモデーション

旅行客向けの安宿のこと(通称バッパー)

 

・ファームと持ちつ持たれつの関係にあり、滞在することで仕事を紹介してもらえる。

・シャアハウスに比べる滞在費が高くなるというデメリットも。

 

キャラバンパーク

大型のキャンピングカーやコンテナハウスに滞在するという方法。

 

・バッパーに比べて費用は安め。

・約70ドル前後でテントスペースだけ借りて、テントを張って滞在することもできる。

・アウトドア生活が苦ではない人向け。

 

シェアハウス

一軒家やユニットを共有する方法。

 

・仲介人から紹介してもらう方法や、現地到着後自分で探す方法もあり。

・バッパーなどに比べて費用は安いも、田舎町だと数は多くない。

・交通について ファームエリア自体、中心部の街は田舎ですが、実際の農場はさらに街から車で10数キロ離れた場所にあることもしばしば。

・なので基本的に、車を持っている人にガソリン代を支払い、同乗して向かうということになります。

・ガソリン代は一日往復約5~10ドル。

・車を持っている人だとこのお金で食費までまかなえたりもします。

 

仕事内容とお給料 ~イチゴピッキングの場合~

いちごピッキング

 

私がした仕事はイチゴファームでのピッキング作業でした。

 

ピッキング・・・野菜や果物を収穫すること

パッキング・・・収穫された作物を梱包すること 主に農場での仕事は上の二通りになりますが、私がいたファームでは男性しかピッキングはできず、女性は全員パッキングのみでした。

 

ちなみに出稼ぎで毎年来ているベトナム人チームもおり、この人達は女性でもピッキングをしていました。

まぁ速いのなんの! ファームによってはこんなこともあるので、どうしてもピッキングがしたい方は最初の段階で問い合わせておくといいですね。

お給料は取り高制の歩合でした。

たて30cm×よこ50cmくらいのトレイの一段目だけ底が見えないように埋めるような形で、1トレイ1.5ドル。

1時間あたり普通のスピードで10~12トレイくらい作れるので、時給換算で約15ドル~18ドル。

早い人は15~18トレイ作る人もいたので、そうなると約25ドル前後。

時給2500円も得られるので、かなり美味しい仕事だったと思います。

歩合はその分取り合いにもなるので、相当ガツガツしていないときつい部分もありますが...(汗

一番暇な時期で週3~4日勤務で週約400ドルほど、一番忙しい時期は休みなしで働き、週1000~1500ドルほど稼いでいました。

ちなみにお給料は振り込みでしたが、手渡し・小切手というところもあります。

 

オーストラリアのファーム体験

 

イチゴというと、中腰にかがんでつんでいく姿を想像されますが、実際はまったく異なります!

トロリーを使っての、座りながらの作業がメインになります。

イチゴ畑の規模がまったく違い、約100mほどのレーンがズラーッと並んでいます。

そこをまたぐようにトロリーをかけ、足で動かしながら左右にならぶイチゴをピコピコともいでいきます。

このときトロリーがまっすぐに進まないといちいち前輪部分にあるレバーでコントロールしないといけなくなるので、かなりのタイムロス!

朝一番のトロリー選びがその日の出来を大きく左右するといっても過言ではありません。

1ヶ月に数度、雑草取りや苗になった無駄な葉っぱを取る作業もあり、これらは中腰での作業になるため、きつい!!

リアルに、曲げた腰を戻せなくなり、腰の曲がったおじいちゃんみたいな歩き方になってました。

 

ちなみにイチゴは食べ放題です。(見つかれば怒られますが...)

どんな果物、野菜の仕事をしても、スーパーで購入するのがもったいなく感じてしまうようになります!笑

 

休みの日の過ごし方

オーストラリアのファームでの生活

 

休日、仕事が早く終わった日などは 基本的にやることがない です!!!笑

車を持っていた友人は1時間ほど行った場所にあるビーチにサーフィンをしに行っていましたが、車もなかった私は、家で英語の勉強をするか、友達からもらった映画などを見ていました。

なので、パソコンハードディスク は何気に必須品になります。

ほかに、車を持っている友達にショッピングセンターに連れていってもらい、一週間の買い出しもしていました。

あとは暇すぎて、リフティングの練習なんかもしてました。笑

普段がすごく疲れるので、身体を休めてのんびり過ごすのがそれはそれで良かったです。

バックパッカーなどは、比較的ヨーロッパからのワーキングホリデー生も多いので、パーティーをする機会も多かったり、英語を使う機会は多いかもしれません。

 

まとめ

オースストラリアのいちごファームでの生活

 

ファームエリアに到着してすぐは「え?こんなところで4ヶ月も無理・・・」と思いましたが、過ぎてみればあっという間。

4ヶ月が経ちシーズン終了のときにはイチゴがすごく恋しくなっていました。

得られる達成感もひとしおです。

もしファームについて後ろ向きなことを聞いたり見たりしたあなたに、この言葉を贈ります。

 

「イヤなこともイイことも含めて、1年後にはネタになる!」

 

そう思っている人の方が、実際にイヤなことが起こらなかったりするもんですよ♪

See ya mate!!