2019年12月4日から、シドニーにライトレール(路面電車)の新しいライン「L2」が開通しました。
新しい、ラインはランドウィック(Randwick)からサーキュラー・キー(Circular Quay)の12キロに渡り、19駅が新しく出来ました。
58年前まで、シドニーのシティー内のメインストリートである、ジョージストリート(George Street)には路面電車が走っていました。そして、今回58年ぶりに開通しました。
また、キングスフォード(Kingsford)の方まで行く L3 ラインは 2020 年の3月に開通予定です。
これにより、シドニーのメインの駅である、セントラル(Central)駅からオペラハウスのあるサーキュラー・キー(Circular Quay)駅までの間にある、QVB や Westfield のショッピングエリアにより行きやすくなります。また、 ランドウィック(Randwick)には、スポーツスタジアムや競馬競技場、大学などが有り、より便利になります。
新しい路線ということで、運賃の心配がありましたが、他の路線とあまり変わらない料金設定になるとの事です。
マップ
(via: Sydney Light Rail)また、ライトレールのサイト(英語)からマップも確認できます。
現地の反応
しかし、このライトレール開通にはかなり賛否両論があり、その原因は工事の期間と結果的にかかった金額にある様です。
NSW州から正式にプロジェクトの告知があったのは、2012年で、その時の予算は $1.6 billion = 約1200億円以上(2019年現在)だったのが、結果、$2.96 billion = 約2225億円以上(2019年現在)とかなり、高額となってしまいました。
また、工事の期間も4年2ヶ月とかなりの年月がかかってしまいました。