亜熱帯の桜とも言われる世界三大花木ひとつの「
ジャカランダ」。
ジャカランダというと南アフリカというのを良く聞きますが、もともとはる中南米が原産で低木または高木があるそう。
そんなジャカランダはオーストラリアではブリスベン、シドニー、メルボルン、アデレード、パースなど各地で見る事が出来ます。
この花が咲き始めると春が終わり、夏が始まるなぁーと言う感じで、初夏を告げる花としても知られています。
(via: Jacaranda Festival)
ジャカランダ・シティとも言われるグラフトンには、グラフトンの並木道が有り、約6500本のジャカランダが植えられていますそうです。
グラフトンはブリスベンよりの町ですが、シティーからちょっと遠いのでアクセスはちょっと大変です。
ブリスベンから、車だと約3時間半〜4時間、バスだと2回ぐらい乗り継いで15時間半ぐらいかかります。
そんな、グラフトンでは1934年から毎年、ジャカランダが満開になる頃、
ジャカランダ・フェスティバルが開催されています。
Jacaranda Festival(英語)
http://www.jacarandafestival.org.au/main.html
特徴
なんといっても、鮮やかな青紫の色でしょう!
また、花はベル状の形をしていて、房の様になって、満開時には木全体を覆うほどに花が咲きます。
Wikipedia:
高さは2mから30mほど。葉は多くが2回羽状複葉で、見かけはアカシアやネムノキに似る(これはブラジリアン・ローズウッドも同様)。ただし1回羽状複葉または単葉の種もある。花は円錐花序につく。花冠は5裂し色は青または青紫色、一部に白い種類もある。雄蕊のほかに長い仮雄蕊を持つ。果実は偏平で卵形または長円形のさく果で、多数の種子を含む。原産地では桜のように葉が出る前に花が咲くが、栽培環境によっては葉が出た後に花が咲くこともある。
(via: wiki/キリモドキ属)
花期・季節
毎年、10月に入ってから開花が始まり、12月いっぱいは楽しめるので、花期は結構長いです。
日本の桜が一瞬にして散ってしまうのを考えると大分余裕がありますね。
各地の満開の見ごろは、、、
ブリスベン&
グラフトン:10月中旬〜11月中旬
シドニー:10月中旬〜11月中旬
メルボルン:11月下旬〜12月上旬
ゴールドコースト:10月下旬〜11月上旬
パース:11月
の頃になります。
日本のお花見的な感じで、オーストラリアではジャカランダを見ながらピクニックや公園でまったりなんてのも良いですね。
夏の訪れと共に、ジャカランダの花を楽しみましょう。