ストリートアートやグラフィティと言えばメルボルンと思う方も多いと思います。
確かに、メルボルンは芸術家の集まる町というだけ有って、盛んです。
でも、シドニーにもそういう場所が無い訳では有りません。
オーストラリアでのグラフィティのカルチャーの歴史はモダンアーティストやギャングが自分たちの縄張りや主張を表現する最も友好的な手段として発展してきました。
ここシドニーにも多くの魅力的なアーティストがいて、多くの魅力的なグラフィティが沢山有ります。
今日は、そんなシドニーでストリートアート、グラフィティを見る事が出来る場所を紹介したいと思います。
※注意※
グラフィティが見れる場所の多くは治安の良くない場所に有りますので、呉々も注意して下さい。行かれる際は自己責任にてお願い致します。また、行くのであれば昼間の早い時間に行く事をオススメします。
Bondi Sea Wall
(via: www.waverley.nsw.gov.au)
シドニーで一番有名なビーチ「Bondi Beach (ボンダイ・ビーチ) 」の砂浜沿いの海岸遊歩道の壁にあるグラフィティ。
とてもカラフルでビーチならではのグラフィティも良く見られます。
(via: haileyk10.wordpress.com)
オーストラリアはサーフィンの文化と共にスケートボードの文化も盛んで、やはりスケートボードとグラフィティは切っても切れない関係と言えるでしょう。ビーチにはパークなどもあります。
ここのグラフィティは Waverley Council が 1960年代にスプレーで書いたのが始まりと言われています。
オールドスクールからニュースクールまで、Bondi Beach の歴史と共に歩んできた歴史を感じられます。
(via: mtnaustralia.com.au)
場所:
Sydney University Graffiti Tunnel
(via: www.flickr.com)
シドニー大学内に有る Manning Rd(マニング・ロード)と Holme Building の間をつなぐトンネル。
法律的に誰でも自由に書く事が出来るエリアとして認められているエリアとしてはもしかしたら一番大きいかもしれません。
地図にも、しっかりと「グラフィティ・トンネル」と記載されています。
(via: www.southafrica.to)
もともとは、ベトナム戦争の不安や不満をシドニー大学の学生が書いた所から始まったとされています。
ここには沢山の政治的なスローガンなどが刻まれています。
トンネルは、日の光や電灯等で意外と明るくなっており、大学生の行き来も盛んです。
(via: www.weekendnotes.com)
場所:
May Lane, St Peters
(via: curlytraveller.com)
多分、シドニーのシティーのアウトドアのグラフィティーアートの中では一番興味深く注目されているグラフィティのエリア。
ここでは、国内外の様々なアーティストのグラフィティを見る事が出来ます。
(via: onlinejournalism003)
ストリートアートスタイルのスプレーペイントやペーストアップ、ステンシルなどが多く見られます。
ローカルプローモーターの Tugi Balog がアーティスト達が彼の工場の壁に自由にペイントする事を許した事から始まりました。そこから、周りの建物にも広がっていったそうです。
(via: www.flickr.com)
(via: au.pinterest.com)
場所:
Foley Street, Darlinghurst
(via: www.cityartsydney.com.au)
シドニーをベースに発展したアーティストグラフィティが多く見られる「Foley Street(フォーリー・ストリート)」
ここのストリートは、複雑な歴史がありとともに発展してきました。We Are Here というプロジェクトがあり、Darlinghurst(ダーリンハースト)が彼らのホームであり、作り上げてきたことを表現・讃えています。
(via: www.weekendnotes.com)
ペイント集団による作品やコラージュ作品、メディアミックス、写真、ステンシルなどのグラフィティを見る事が出来ます。
(via: mydarlingdarlinghurst.blogspot.jp)
(via: www.weekendnotes.com)
場所:
Sydney Steel Road, Marrickville
(via: xploresydney)
工場の横道沿いに描かれているグラフィティ。
(via: xploresydney)
ハンドペイント(ペンキ等)や政治的なスローガン、大きなグラフィティ、抽象的なスプレーペイントが多く見られます。
(via: xploresydney)
(via: xploresydney)
場所: