Table of Contents目次
- 01.語学留学とは
- 02.オーストラリアでの語学留学のメリット
- 03.一般英語コース
- 04.進学英語コース
- 05.試験対策コース
- 06.ビジネス英語コース
- 07.英語教師養成コース
- 08.インターンシップ・ボランティア
- 09.語学留学の流れと必要なもの
- 10.語学学校の料金相場
01. 語学留学とは
語学留学の目的は人それぞれです。
- 英語を話せるようになりたい
- 英語をもっと伸ばして、海外の友だちを作りたい
- 将来英語を使った仕事をするために英語の資格を取得したい
- 海外の大学・専門学校に進学したい
オーストラリアの教育の質は高いことで知られています。数多くの語学学校があり、バラエティ豊かなコースを開講しています。毎週月曜日の入学が可能なので、1週間から長期の留学まで、自分にあったプランを自由に組み立てることができます。また、日本人スタッフが常駐する語学学校も多く、日本との時差も少ないことから、初めての留学でも安心して通うことができます。
02. オーストラリアでの語学留学のメリット
- 教育水準が高い
- 学校やコースが豊富
- 都市によって特徴が異なる
- 時差が少ない
- 多国籍
オーストラリアの語学学校は世界的にも教育水準が高いことで知られています。また気候や街並みが異なる各都市に数多くの学校があるので、目的や好みに合わせて自分に合った学校を見つけやすいのが良いところです。日本との時差も1時間(サマータイム時は2時間)とほとんどないので、日本にいる家族や友達、仕事先との連絡が取りやすいのも良いポイントです。
また、多国籍な国なので色々な国の文化だけでなく、訛りにも慣れる事で、より英語力を伸ばしたり、異なるのの考え方、捉え方など幅広い視野を養うことができます。さらに、学生ビザは限定的ではありますが、就労が認められているので、現地での生活費を自分でまかなったり、就労を通して実際の英語が学べるということもメリットに挙げられます。
デメリットは?
オーストラリアはアジア・オセアニア圏なので、アジアからの留学生が多く見られるというのも、人によってはデメリットに感じてしまうかもしれません。特に、シドニーシティー内はチャイナタウン(中国)やコリアンタウン(韓国)、タイタウンが多く、多くのアジア人が住んでいます。現地のオーストラリア人はシティーの外に住んでいる傾向が強いです。
しかし、もちろん欧米系の留学生も沢山いますし、街にはオーストラリア人・欧米人は沢山います!1番重要なのは学校で習ったことを学校の外でどう使うかなので、積極的に学校の外でも友達を作ってみると、アジアの留学生が多いことなんて気にならなくなります。
03. 一般英語コース
- 英語を総合的に学びたい
- 日常生活に必要な英語力を身につけたい
- 上級者コースに行く前に英語の基礎を身につけたい
- 休暇などを利用して短期留学をしたい
一般英語コースでは、読む・聞く・話す・書く、の4つのスキルを総合的に学びます。初心者レベルから上級レベルまでクラス分けがされてるので、英語力に自信がない方でも、自分のレベルに合ったクラスから勉強することができます。生徒が多い学校ほど、レベルは細かく分けられています。
英語力がつけばビジネス英語や英語の試験対策コース、大学進学準備コースにも進むことが可能です。語学学校によっては1週間から受講可能なので自分に合った受講スケジュールを簡単に立てることができます。
クラス分け表
ELEMENTARY(初級) | 英語を勉強し始め。 お店や旅行先で基本の英語を少し使うことができる。相手がゆっくり、 はっきりと話して、 助け船を出してくれるなら簡単なやり取りをすることができる。 |
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PRE INTERMEDIATE(準中級) | 簡単な会話ができる。 簡単な文章の読み書きができる。少し長めの文法を理解できる。 |
NTERMEDIATE(中級) | 普段生活をしていて、 自分なりに説明、 意見、 理由を短<述べることが出来る。簡単な文章の読み書きができる。講義・ミーティング・テレビの概要を大まかに理解できる。基本的な文章の理解をする事ができる。 |
UPPER INTERMEDIATE(上中級) | お互いにストレスなく、 母語話者とやり取りができる<らい流暢かつ自然にやり取りが出来る。多くの文章の読み書きができる。テレビや講義お多くを理解する事ができるが、 専門的な事や理論的な事の理解は難しい。 |
ADVANCED(上級) | 相手に言葉を探しているという印象を与えずに、 流暢かつ自然に自己表現が出来る。一般的なものからフォーマル、 プロフェッシャルなものまで読み書きする事ができる。テレビ・講義・映画などを簡単に理解する事が出来る。 |
04. 進学英語コース
- 英語を総合的に学びたい
- 大学、大学院 へ進学したい
- 専門学校への入学を目指す
- 長文読解、エッセイ、レポートの書き方が学べる
- プレゼンテーション、ディスカッション、ノートの取り方が学べる
進学校は進学の準備をする学校なので、専門学校・大学入学後に必要になるスキルを中心に勉強します。大学付属の語学コースは、付属の大学のキャンパス内で開講されることが多いため、大学の施設が利用でき、キャンパスライフが楽しむこともできます。
※進学英語コース受講には規定の英語力が必要となります。学校によっては、コース終了後、提携大学、専門学校へIELTSなどの公式英語試験を免除で入学ができるパスウェイという制度を持っているところもあります。
05. 試験対策コース
- 永住ビザ、就労ビザ申請を考えている
- 自分の英語力を伸ばして検定試験を受けたい
- 進学を考えている
IELTS、ケンブリッジ検定試験、TOEFL、TOEICなどの各種英語検定試験を受けるための準備コースです。試験対策を集中的に行うため英語の基礎があることが前提となっています。受講するには最終的に受けたい試験にもよりますが、基本的には中・上級以上の英語力が必要となります。
ケンブリッジ検定 | 英語世界的に幅広く認められている国際レベルの英語検定試験。 |
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IELTS | 英語世界的に幅広く認められている国際レベルの英語検定試験。オーストラリアでの、TAFE・専門学校・大学・大学院申請に有効で、永住ビザや就労ビザ申請にも必要。 |
TOEFL | オーストラリアやアメリカなど海外の大学申請に有効。 |
TOEIC | 日本での就職に有利。 |
06. ビジネス英語コース
- 英語が必要とされる外資系の会社などで仕事をしたい
- オーストラリアでオフィスワークでの仕事を考えている
- 日本に帰国した際に、海外出張のある会社で働きたい
- 英語圏の文化的背景やビジネスマナーを学びたい
仕事・ビジネスシーンで必要な英語を実践的に学びます。電話の受け答え、メモの取り方、英文のビジネスメールの書き方、ミーティングの進め方など仕事で必要不可欠な英語スキルを身につけるコースです。受講には中級以上の英語力が必要となります。
07. 英語教師養成コース
コースの名前の通り、英語教師になる為のコースです。生徒の年齢層に合わせた 様々なコースがあります。受講にはそのコースに相当する英語力が必要となります。
児童英語講師養成(TECSOL)コース | 受講に必要な英語力:中級以上 小学校までの子供(0歳~12歳)を対象に英語を教えるスキルを身につけます。 |
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小学校英語指導者資格(J-SHINE)取得コース | 受講に必要な英語力:中級以上 NPO小学英語指導者認定行議会(J-SHINE)公認「小学英語指導者資格」取得を目指します。公立や私立の小学校で、英語教師としても働く際に役立ちます。授業は日本語で行われます。実習として10日間の現地での実地トレーニングが必要となります。 |
TESOLコース | 受講に必要な英語力:上級以上 大人を対象に英語を教えるスキルを身につけます。文法や単語、長文読解なども教授する必要があり、実際に自分でクラスを運営する実技も含まれるため、より高度な英語力が求められます。 |
08. インターンシップ・ボランティア
- 身に着けた英語力を実地で試してみたい
- 学校以外の環境で英語を学びたい
- 現地での仕事を経験しキャリアをアップさせたい
学校で英語を勉強した後に現地の企業などで仕事体験(インターン)の出来るプログラムを設けている学校があります。インターンシップ・ボランティアの仕事先としては、現地企業や幼稚園、小学校、福祉施設、リゾート地やクルーズ会社、現地カフェでの接客業、環境保全ボランティア、などなど様々です。
プログラム受講にはその仕事のよって規定の英語力が必要となります。
語学学校の中には、授業とともに幼児教育、日本語教師アシスタントといったボランティアをつけるコースもあります。児童英語教師を養成するコースや、幼稚園ボランティアが行えるコースなどは、特に女性の方は将来の仕事につながりやすく、色々な経験を積むこともできる為、人気があります。
09. 語学留学の流れと必要なもの
流れ
- 都市と学校の選定
- 英語力チェック・テスト(現時点での語学力の把握します。)
- 学校申込み
- 学費の送金
- 入学許可証の受領
- ビザ申請
- 渡航準備
- 出発!
※「パスポート」は前もって用意しておくといいでしょう。
必要なもの
- パスポート
- 航空チケット
- 学生ビザ(申請:$560)
- 学費(学校によって異なります)
- 学生強制保険(指定の学生保険に加入します 約$50$ /1ヶ月)
10. 語学学校の料金相場
私立語学学校
期間:1週~52週(最大規定は学校によって異なります)
費用:約$200〜$400 / 1週 ※長期割引きをする学校もある。
入学時期:毎週月曜日。
入学規定:英語力は初級から可。年齢は18歳以上を設けている学校が多い。
必要書類:入学願書、パスポート、未成年者の場合は保護者のサイン
公立語学学校
期間:1週~52週(最大規定は学校によって異なります)
費用:$350〜$500週 / 1週
入学時期:4週間、5週間に一度が多い。毎週入学できる学校もあります。
入学規定:学校によっては中級以上の英語レベルが必要な学校も。
必要書類:入学願書、パスポート、未成年者の場合は保護者のサイン