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J-SHINE(児童英語教師資格)とは

01. J-SHINE(児童英語教師資格)とは

J-SHINEとは Japan Shogakko Instructors of Englishの略で、小学校英語指導者認定協議会により認定されている資格です。同協議会 は日本における「小学校での英語教育の普及・発展を支援する」 という事で、2003 年 2 月に 「特定非営利活動法人」として民間主導で設立された英語教育指導者の資格認定を行う NPO です。

日本の小学校での英語教育を促進するため、全国の教育関係諸団体が協力して 小学校英語の指導者の養成をサポートしています。

特に、子供が好きで英語を使って子供と関わる仕事がしたい方には特にオススメです。
英語教師というと、英語の勉強を教えるというイメージがありますが、児童英語コースでは、児童の心理学、教育者としての心得も勉強します。
また、英語の勉強だけでなく、実践主体のコース科目が用意されています。

オーストラリアでは、現地の教育実習を行うので、日本では学べない国際文化を体験できます。

カリキュラムと指導者認定の取り方

02. カリキュラムと指導者認定の取り方

  1. 子供に英語を教えるための知識の習得
  2. 実技レッスン
  3. 日本の教育について
  4. 実習
  5. 小学校見学

オーストラリアでは、TECSOLと呼ばれる「12歳未満の子どもに英語を教えるための児童英語教師養成講座」と一緒にJ-SHINEを受けられる語学学校があります。J-SHINEは日本の小学校や塾で英語を教えることを目的としていますが、TECSOLは広く海外で子どもに英語を教えるスキルと資格を得ることができます。
このコースを受講することで、TECSOL+J-Shine と2つの資格を得ることができます。

コース期間と費用

03. コース期間と費用

  • 4週間のTECSOL(午前)とJ-SHINE(午後)コース(クラスにて)+ 2週間の実習
  • 5週間のTECSOLと1週間のJ-SHINEコース + 2週間の実習

など学校によって期間は異なりますが、1.5~2ヶ月で取得できるため、観光ビザでの資格取得にもお勧めです。

費用:$2,500 ~

入学の可能条件

04. 入学の可能条件

英語力中級以上(Intermediate、TOEIC 500が目安)
州によっては実習までに無犯罪証明書、Blue Cardと呼ばれる児童がいる施設で働く際に必要な証書が必要。

日本語版と英語版

05. 日本語版と英語版

J-SHINEは日本の教育要綱をもとに、主に小学校教育の現場で必要となる英語教育法を学ぶため、授業は日本語で行われます。しかし、クラス内で行うデモレッスンや模擬授業などは英語です。

TECSOLでは発音法や英語のチャンツ、英語圏の子どもの教育の違いなどを学ぶため英語で行われます。

資格はどんな場面で使える?

06. 資格はどんな場面で使える?

J-SHINEは日本の小学校はもちろんのこと、中学校・高校で教師を目指す方にも役立ちます。また塾やインターナショナルスクールに就職する人もいます。

資格の重要性はもちろんながら、将来自分の子どもに英語を教えたい、という目的でコースを受講する方もおり、目的や用途は多様です。