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ワーキングホリデーとは

01. ワーキングホリデーとは

ワーキング・ホリデー (Working Holiday)とは、2国間の協定に基づいて、 国によって異なりますが、18歳〜25歳または30歳までが異なった文化の中で休暇を楽しみながら、文化交流を通じて他国の文化や生活習慣を経験し、国際理解を深めることを目的とした政府間協定で、その間の滞在資金を補うために一定の就労をすることを認める特別な制度です。

原則として、各国 “一生涯で1人1回” しか使う事が出来ません。

また、各国ごとに申請方法や条件が異り随時変わっていく為、その国ごとに調べ確認する事が必要です。

オーストラリアのワーキングホリデービザ

02. オーストラリアのワーキングホリデービザ

オーストラリアのワーキングホリデービザ(サブクラス 417)[ Working Holiday visa (subclass 417)] は、日本を含め申請対象国の 18 – 30歳までの若者が、最長1年間オーストラリアで観光しながら就労もする事が出来るビザです。

オーストラリアのワーキングホリデービザは、年間発給制限数は設けられていませんが、一生涯で1人1回しか得ることが出来ません。しかし決められた条件を満たせば 、セカンドワーキングホリデービザという 2回目のビザの申請権利を得ることも出来ます。

※ビザは発給されてから12か月以内に、オーストラリアへ初入国しなければいけないので注意しましょう。

オーストラリアのワーキングホリデーの魅力

03. オーストラリアのワーキングホリデーの魅力

アルバイトや仕事をしながら、旅行・ホームステイ・語学学校などオーストラリアを満喫したい!という人にオススメです。

最長1年間(セカンドビザを取得の場合は最長2年間)の滞在の中で、仕事をして軍資金を貯めながら、好きなことを好きなように楽しめるのがワーキングホリデーの最大の魅力です!また、英語習得のみでなく、旅行、仕事、ボランティア、スポーツ、資格取得、習い事など様々なことにチャレンジすることも出来ます。

オーストラリアと言えば、やはり広大な大地に広がる、美しい大自然!!!世界遺産として17カ所もの登録がある大自然がいっぱいというのも1つの魅力です。オーストラリアのワーキングホリデービザ発給数は世界一で、1980年にこの制度がスタートして以来、毎年多くの人がワーキングホリデーを利用しオーストラリアを訪れています。オーストラリアは移民政策により、様々な国から様々な人がオーストラリアに来て文化が融合し独自の文化を作り上げてきた国でもあります。その為、多くの国の人と知り合い、文化を学ぶ事ができ、国際化に伴う現代を生き抜く為のとても貴重な経験になる。というのも1つの大きな魅力です。

この様に短期の観光旅行では味わえない異文化交流や、 ゆったりとした観光をする事も出来ます。

オーストラリアの安全・衛生

04. オーストラリアの安全・衛生

ワーキングホリデーでオーストラリアに行くということは、オーストラリアで暮らすということになります。そこで気になるのが安全・衛生面。

最近の日本でも凶悪な犯罪が増えてきていると言われてはいますが、それでも世界的に見ればとても安全で衛生的な国の1つです。
オーストラリアも日本に負けず劣らず、大変治安の良い国ですが、やはり日本に比べると治安が悪いのも現状です。日本は夜遅く女性が1人で外を歩いていても、大丈夫な所がほとんどですが、オーストラリアでは夜遅くは1人で外を歩くのは極力避けた方が良いでしょう。

また、オーストラリアの衛生面は世界最高水準なので、場所や家によっては水道水をそのまま飲む事も出来ますが、やはり日本と比べるとあんまり美味しくないと感じるかもしれません。また、家によっては水道管やタンクの汚れで水道水を飲むとお腹を壊してしまう可能性も有るので、一応注意しておいた方が良いでしょう。

オーストラリアには日本語が通じる病院も多く医療機関は世界でも高い水準の国なので、万一の場合でも安心して治療を受けることができます。

ワーキングホリデーで出来る事

05. ワーキングホリデーで出来る事

A. ビザでオーストラリアに初入国した日から最長12か月まで滞在出来ます。

B. ビザが有効な限り、何度でもオーストラリアを自由に出入り出来ます。

C. 最長4か月まで修学出来ます。

D. 同じ雇用主の元で、最長6ヶ月まで働くことが出来ます。
(※ ただし、オーストラリア移民・国境警備所が許可した場合は、同じ雇用主の下で最長12ヶ月まで働くことが出来る場合もあります。)

ワーキングホリデービザの取得条件

06. ワーキングホリデービザの取得条件

一般条件

A. ワーキングホリデービザ申請対象国の、有効なパスポートを保持していること。(*1)

B. ビザ申請時に18歳以上30歳以下であること。

C. 人物審査及び健康診断の条件を満たしていること。

D. オーストラリア滞在中、十分に生活の出来る資金を所持していること。
(およそ5,000 AUドル。※しかしほとんどケースで残高証明の提示を求められることはありません)

E. オーストラリア滞在中、扶養家族である子供が同行しないこと。

F. オーストラリアの価値観を尊重し、オーストラリアの法律を順守すること。

*1 オーストラリア ワーキングホリデービザ申請対象国は「ベルギー、カナダ、キプロス、デンマーク、エストニア、フィンランド、フランス、ドイツ、香港、アイルランド、イタリア、日本、韓国、マルタ、オランダ、ノルウェー、スウェーデン、台湾、イギリス」(2018年現在)

ファースト ワーキングホリデー ビザの条件

A. ビザ申請 、ビザ許可時、申請者がオーストラリア国外にいること。

B. 今までに一度もワーキングホリデービザでオーストラリアへ渡航したことがないこと。

ワーキングホリデー・ビザを使ってオーストラリアで夢の海外生活!

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セカンド ワーキングホリデー ビザの条件

A. ファーストワーキングホリデービザでオーストラリアに滞在したことがあり、ワーキングホリデービザに課せられている全てのビザの条件を満たしていること。

B. ファーストワーキングホリデービザで、オーストラリア地方地域において政府が指定している労働を3か月以上行なっている事。

C. オーストラリア国外から申請した場合はビザ許可時に申請者がオーストラリア国外にいること。また、オーストラリア国内で申請した場合、ビザ許可時にも申請者がオーストラリア国内にいること。

※年齢:31歳になるギリギリまで申請が可能、その後31歳になってから入国しても大丈夫です。

夢のビザをもう1年!?セカンドワーキングホリデービザを確実に取得する方法!

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ワーキングホリデービザの申請の流れ

07. ワーキングホリデービザの申請の流れ

ビザ申請の準備

1. 有効なパスポートの準備
日本人ならそのまま日本のパスポートを取得すれば大丈夫です。
2. 使用出来るクレジットカードを用意
Visa, マスターカード、アメリカンエキスプレス、ダイナース、JCBです。
クレジットカードは申請名義のものでなくても問題ありません。
3. ImmiAccount (イミアカウント)の取得
ImmiAccount はオーストラリア移民・国境警備省が運営しているオンラインシステムです。ImmiAccountは http://www.border.gov.au/ から作成します。
4. 必要な人は健康診断結果を提出
まず、通常は健康診断の結果を求められる事は無いと考えて良いでしょう。
ただ、オーストラリアでの活動予定内容、国籍、居住国、滞在予定期間、年齢、過去の渡航歴や、健康状態に関するその他の状況により、健康診断の受診を求められる場合があります。
ビサ申請 健康診断 提出

【保存版】ビザ申請で健康診断結果を提出をしなくてはいけない?

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ビザ申請

5. ネットで申請
http://www.border.gov.au/Trav/Visa/Appl/Working-holidayから、オンラインでワーキングホリデービザの申請を行ないます。
a. 各項目に情報を記入
b. クレジットカードで申請料金を支払う
c. 提出が必要な書類が有る場合は添付
料金は、http://www.border.gov.au/Trav/Visa/Visa-1 から「Working Holiday visa (subclass 417)」を選択し確認する事が出来ます。
6. ビザに関する通知が E-Mail でとどく
メールが届いたら、ImmiAccount から審査状況を確認しましょう。
審査状況が「Granted」になっていれば、審査が通っている事になります。
ビザの審査期間の目安は「ビザの審査期間の目安」にて確認してみて下さい。
また、追加・補足書類が必要になった方は、ImmiAccount (イミアカウント)を通して添付し送ります。
7. ImmiAccount (イミアカウント)の取得
ImmiAccount はオーストラリア移民・国境警備省が運営しているオンラインシステムです。ImmiAccountは http://www.border.gov.au/ から作成します。
ワーキングホリデービザ取得にかかる時間

08. ワーキングホリデービザ取得にかかる時間

通常、約1週間で発行されます。が、移民局・国境警備省のサイトには75%の申請を18日以内、90%の申請を36日以内にプロセスすると記載されており、人によっては手続きに時間がかかってしまう場合がありますので、数週間経ってもなんの返答も無い場合は問い合わせをした方が良いでしょう。

手続きに時間がかかってしまう原因としては、、、

・ 提出された申請書の不備の有無
・ ビザ処理担当官による申請者の健康や人格に関する追加確認
・オーストラリアの国の状況
・ビザ担当官の都合

などがあります。

セカンドワーキングホリデービザについて

09. セカンドワーキングホリデービザについて

ファーストワーキングホリデービザでオーストラリアに居る間に、オーストラリア地方地域において政府が指定した労働を3ヶ月以上行う等、セカンドワーキングホリデービザに必要な条件を満たすと、オーストラリアにもう1年ワーキングホリデーで生活するビザが申請出来ます。

また、多くのセカンドワーキングホリデービザ保持者は、ビザの有効期限の勘違いにより不法滞在となってしまう事が多く有るので、注意しましょう。

取得にかかる時間

セカンドワーキングホリデービザはファーストビザと異なり、ケースによって取得までの時間が大きく分かれます。申請後1週間以内で取得する人もいれば、長いと6ヶ月要する人もいます。そのため、ファーストが終わったあと「どこから申請するか」は注意しましょう。

ビザの有効期限の勘違い

A. オーストラリア国内でビザの申請、発給された場合
・2017年2月1日 ワーキングホリデービザでオーストラリア入国

・2017年12月1日 オーストラリア国内でセカンドワーキングホリデービザを申請・発給

・2019年2月1日 までにオーストラリアを出国
B. オーストラリア国外でビザの申請、発給された場合
・2017年2月1日 オーストラリア国外でセカンドワーキングホリデービザの申請・発給

・2017年12月1日 セカンドワーキングホリデービザでオーストラリア入国

・2018年12月1日 までにオーストラリアを出国
C. オーストラリアに観光ビザで入国し、ビザの申請、発給された場合
・2017年2月1日 観光ビザでオーストラリア入国

・2017年5月1日 オーストラリア国内でセカンドワーキングホリデービザが発給(※観光ビザの有効期限は3ヶ月間です。申請は早めに行ないましょう。申請中、セカンドが取れるまでは観光ビザでは仕事ができないので要注意。)

・2018年5月1日 までにオーストラリアを出国
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