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2016.02.29

オーストラリア

労働者の日、レイバー・デイ(Labour Day)ーオーストラリアの祝祭日ー

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「レイバー・デイ(Labour Day)」はオーストラリアで「8時間労働の日」と呼ばれていて、国民の祝日となっています。

 

ここオーストラリアでは日本で言う「勤労感謝の日」は州によ日にちが違います。

 

3月第1月曜日:西オーストラリア州(WA)
3月第2月曜日:ビクトリア州、タスマニア州(VIC,TAS)
5月第1月曜日:クイーンズランド州、北部準州(QLD,NT)
10月第1月曜日:ニューサウスウェールズ州、南オーストラリア州(NSW,SA)

 

因に日本は 11月23日 です!

 
 

由来

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(via: http://espace.library.uq.edu.au/)
 

オーストラリアで「レイバー・デイ(Labour Day)」が制定されたのは1856年、日本の勤労感謝の日が1948年に制定されたので約10年後といった感じです。オーストラリアの祝日の中では特に長い歴史があります。

 

「レイバー・デイ(Labour Day)」が制定される以前の1800年代後半は、労働者は1日12〜16時間の労働を強いられており多くの労働者が改善を訴えていました。イギリスの社会主義者ロバート・オーウェン(Robert Owen)が唱えた888運動「労働8時間、レクリエーション8時間、休息8時間(8 hours to work, 8 hours for recreation and 8 hours to sleep」という哲学を元に、デモ行進やストライキを繰り返し闘っていました。

 

1856年4月21日にはメルボルンで大きなデモ行進が行われ、その際に雇用者からの同意を獲得しその後、労働者の社会的・経済的立場が認められ、同年に「レイバー・デイ(Labour Day)」が制定されました。

 

現在では、「労働者が公正な労働条件を確保した重要な日」として毎年至るところでイベントが開催されます。

 
 

日本との違い

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(via: http://www.sasebonichigo.com/en/)
 

 

農業国家である日本は、古くから神様にに五穀の収穫(米・麦・粟・豆・黍をさす事が多いが地域によって違いが有るので一定したものは有りません。)を祝う風習が有りました。その収穫物に感謝する大事な行事として飛鳥時代の皇極天皇の時代に始まった新嘗祭(にいなめさい、しんじょうさい)の日が第二次世界大戦後、GHQによって天皇行事・国事行為から切り離され、「勤労感謝の日」となったそうです。

 

こうして考えると、日本とオーストラリアとでは背景が異なり、気持も変わって来る気がします。

 

現在オーストラリアでは「残業はしない、休日はダブルペイ(時給2倍)」となっています。

 

同じ「労働者の日」でも異なる背景を持ち、仕事や労働に対する考え方も違います。海外と日本のこの日の違いを知る事で、自分にとって仕事とは?労働とは?と考える事で、また新しい世界見えたりや新しい発見があるかも知れません。

 
 
  

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