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Google Australia のタイトルの絵に高校生の女の子の絵が選ばれる!

2016.01.28 VIBES
Google Australia のタイトルの絵に高校生の女の子の絵が選ばれる!

みなさんは、Google の "Doodle" って知っていますか?

簡単に説明すると

Googleにアクセスすると、 Googleのロゴが様々な形に変わって表示されているのをよく見ると思います。

それです!!!

Doodle とは英語で、考え事をしている時のイタズラ書きを意味します。

毎年オーストラリア・デー向けて行なわれているその Doodle のコンテスト "Doodle 4 Google Competition" で、今年、16歳の高校生の絵が選ばれました!(選ばれていたのは去年の10月だったようですが...)

毎年、次の年のオーストラリア・デーに向けてその時期にコンペが開催され決まる様です。

で、2016年のオーストラリア・デーの、その絵がこちら!!!

 

160128_1 (via: google.com.au)

 

絵のタイトルは "Stolen Dreamtime"

作者の女の子の名前は "Ineka Voigt"

 

Dreamtime とは

Dreamtime (ドリームタイム) とはオーストラリアの先住民族アボリジニの人達によって語り継がれている「天地創造の神話」で、ここでのドリームは、「夢」ではなく「生活する、旅をする」の意味になります。

 

人間が旅をすれば、そこに足跡が残るのと同じように、エネルギーやスピリッツが残ると信じられており、 アボリジニの人々はそのエネルギーやスピリッツを残す行為を「ドリーミング」、そのドリーミングが行われた時間を「ドリームタイム」と呼んでいます。

「ドリームタイム」には3つの重要な時代があり

 

1. 「始まりの時代」は何も存在しない暗黒の時代

2. 「創造の時代」はドリーミングにより天地や動植物が生まれた時代

3. 「伝承の時代」が現代を含む時代

 

アボリジニの人々は民族の歴史や知恵が生まれた「創造の時代」の考えを、 絵を描いたり歌を歌うことで語り継ぎ、 「伝承の時代」の時代の現代では、そのドリーミングの痕跡をたどることを「ドリーミング」と呼んでいます。

 

Ineka Voigt

160128_2 (via: google.com.au)

 

彼女はキャンベラの高校に通っている学生。

彼女はこの絵について「もし過去に戻れるとしたら、子供とお母さんを再会させてあげたい。お母さんは黄土色の砂漠で泣いていて、かなわなかった子供との人生を赤い砂で思い出し夢を見ている。彼女の涙はドリームタイムの間流れた。」という様な内容で話しています。

また、彼女は「自分は、アートとアクティビズム(行動主義)を合わせた、"アクティビスト(行動主義者)" 」だとも話しています。

 

まとめ

彼女は、これにより自身に Chromebook のラップトップと Nexus のタブレットを

そして、学校に $10,000 の価値のあるテクノロジーを勝ち取りました。

因に、このオーストラリア・デーの絵は毎年、オーストラリア・デーの日に24時間だけ、オーストラリアでしか表示されないので、来年オーストラリアにもしいたら是非チェックしてみて下さい!

来年は、どんな絵が選ばれるのか楽しみです☆

 

[参考記事] http://www.google.com/doodles/australia-national-day-2016-d4g-au-winner-ineka-voigt